セッション等でファンクやR&Bの曲を演奏する際に出てくる
テクニック「カッティング」キレを出すには、リズム感、ミュートの技術、右手のスナップ、左手のミュートが重要で難しく感じる方が多いかと思います
今回はそんな難しいカッティングをマスターするために、ここではキレを出すためのコツと実践的な練習法をご紹介します
1.16分のリズムに慣れてリズムを正確に刻む
カッティングもリズムが悪いとどれだけキレがあってもカッコよく聴こえません
最初は16分音符のリズムを体に入れるためにゆっくりなテンポにし、16分音符のストローク練習をしましょう
2.手首のスナップを効かせる
右手が固いとキレのある音は出せません
手首を柔らかく使いスナップを効かせて振りましょう
最初に練習するテンポが速いと力が入り右手が固くなる傾向がありますので、最初は遅いテンポ(BPM80ほど)で練習するのがよいでしょう
3.アクセントをつける
ただリズムを刻むだけでなくアクセントを意識することでカッティングにノリやキレが出てくれます
16分音符のストロークに慣れたら1拍目.3拍目だけ、2拍目.4拍目だけアクセントをつけるという練習をしてみましょう
この時ただ強く弾くのではなく他の音を弱く弾く事でもアクセントをつけることができます
A
【1~3の練習方法】
・テンポ60-80でメトロノームを鳴らす
・左手は弦に軽く触れ(ミュートの状態)でストロークする
・16分音符を意識して16分のストロークに慣れる
※この時右手は柔らかくスナップを効かせる

B
・慣れたらミュートは外さず1拍目3拍目だけ.2拍目4拍目だけといったように狙ったところにアクセントを入れましょう

C
・更に慣れたときは空振りを入れる練習も取り入れます

4.左手のミュートを完璧にコードを鳴らす際に余計な音を鳴らさない、音の長さ(音価)を考えて演奏することでカッティングのキレがでます
D
【4の練習方法】
・まずはブラッシングとコードを鳴らす動作を交互にやりましょう

E
最初は4つごと(1拍ごと)で慣れたら2つごと(半拍ごと)でやりましょう
・更に慣れたら16分音符の1つ目だけを弾く.2つ目だけを弾くといったように16音符の中で狙った音を弾きましょう
この時コードの音を短く切る意識をもって弾いてみましょう

最後に
ギターカッティングのキレを出す為のリズム感、ミュートの技術、右手のスナップ、左手のミュートに関して解説いたしました
カッティングの練習は最初に早くやらずにゆっくりから丁寧にしてあげることで上達していきますので焦らずに時間をかけて練習してみてください