今回からスタンダード曲
『All The Tings You Are』についてのレッスン記事、動画をやっていきたいと思います!
今回は曲の分析をします!
転調が多くて初心者には難しく思うかもしれませんが、セッションなどでも度々、演奏させるので
しっかりとおさえておきましょう!
まずはA セクションです!
最初の5小節は
key=A♭
6~8小節は
key=C
ですが
Cマイナーの2-5で解決先がCメジャーというこになります
D♭maj7からDmi7(♭5)は
ルートのD♭が半音上がるだけでDmi7(♭5)になります
Dmi7(♭5)をA♭からみると#Ⅳmi7(♭5)ともとれます
Bセクションです!
最初の5小節は
key=E♭
6~8小節は
key=G
ですが
Gマイナーの2-5で解決先がGメジャーというこになります
あれ、、、
Aセクションと同じじゃないですか??
そうです!
A.Bは全く同じコード進行でkeyがそれぞれ
A♭=C
E♭=G
となります
Cセクションです!
最初に4小節は
key=Gの2-5-1
5~7小節
Eマイナーの2-5で
Eメジャーに解決します!
最後の8小節は
次のコードであるFmi7へのセカンダリードミナント
ということで
key=A♭
に戻っているという解釈です!
最後のDセクションになります
key=A♭になりますが
6小節のD♭mi7は
Ⅳmi7ということで、
モーダルインターチェンジ
になります!
ですので、正式にはA♭マイナーとなります!
8小節目は
9小節のB♭mi7へのパッシングディミニッシュです!
最後の小節は
トップ(Fmi7)に戻るときのセカンダリードミナントとリレイテッドⅡmi7です!
いかがでしたか?
一見、難しくみえますがしっかりとアナライズしてみると
ジャズスタンダードで散見するコード進行ばかりですね!
この曲はシンプルなジャズのコード進行でkeyがコロコロと変わるので
非常に練習になります!
コードトーンがみえてきた方は、その精度をあげる練習になりますので
そういった方は是非、トライしてみてください!!