アプローチでビバップに!!法則と譜例

みなさんはスケールをたくさん知っていますか?

 

『スケールの本を買っていろんなスケール覚えたんですが、ソロ弾けるようになりませんでした!!』

といってこられる方多いです

 

スケールを覚えてもフレーズにはなりません

そればかりか、上行下降のみの嫌な手癖がついてしまうなど、マイナスとも取れる効果まであります

 

今回はレッスンでしつこくやっているコードトーンしかも1.3.5のトライアドにアプローチをするだけで

立派なジャズフレーズになるということをご紹介します

 

ここからの解説は『トライアドがみえている』

という前提で進めていきたいと思います

 

法則として

1.トライアドに半音下もしくは上からアプローチする

 

2.トライアドに全音下もしくは上からアプローチする

 

3.1拍目の頭もしくは3拍目の頭へアプローチする

 

下記の例はCにアプローチしています

 

⭕️=ターゲットノート

 

こちらは

Cトライアドと考えて、フレーズがC.Gです

 

Cに半音下からアプローチしています

1拍目に着地する場合は前の小節の4拍目裏に

3拍目に着地する場合は2拍目裏に

アプローチノートをいれています

 


トライアドのフレーズは上記と同じC.Gです

 

Cに半音上からアプローチしています

1拍目に着地する場合は前の小節の4拍目裏に

3拍目に着地する場合は2拍目裏に

アプローチノートをいれています

 


トライアドのフレーズは上記と同じC.Gです

 

Cに全音下からダブルでアプローチしています

1拍目に着地する場合は前の小節の4拍目頭から

3拍目に着地する場合は2拍目頭から

アプローチノートをいれています


トライアドのフレーズは上記と同じC.Gです

 

Cに全音上からダブルでアプローチしています

1拍目に着地する場合は前の小節の4拍目頭から

3拍目に着地する場合は2拍目頭から

アプローチノートをいれています


いかがでしたか?

 

なんとなくジャズフレーズっぽくなりそうかなと思いませんか?

 

次回はこれらのテクニックを使って実際にフレーズを作っていく過程をお伝えできればと考えています

 

その前によく確認しておいてください!