枯葉のここどう弾く!?Gmi7.G♭7/Fmi7.Emi7

枯葉についての動画はこれまでいくつかアップしてきましたが

そのどれも最初の8小節についてでした

 

今回は終盤にでてくる

こちら↑

についての解説とフレーズ例をご紹介します!

まずはコード進行の解説です!

 

G♭7はC7の裏コード

E7はB♭7の裏コード

になります!

裏コードについての詳細はこちらでご覧ください!

ですので、表にしてみると

 

Gmi7.C7/Fmi7.B♭7

となります

 

これらは

Gmi7.C7=Fメジャーの2-5

Fmi7.B♭7=E♭メジャーの2-5

になりますね!!

 

こうみるとだいぶ気が楽になりませんか?

 

前提の知識として

 

裏コードに対して使用可能スケールは

リディアン♭7

になります

表からみると

オルタードスケールになります!

 

裏コードであるG♭7はG♭リディアン♭7ですが

表のC7からみたらCオルタードになるということです

 

G♭リディアン♭7=Cオルタード

 

ということになります!

 

それでは、実際のフレーズアイデアをご紹介します

 

EX-1

それぞれのコードのトライアドをなぞっています!

かなりシンプルですが、フレーズがしっかり接続していて、トライアドなんでコード感もしっかりでています!

 

 


EX-2

 

4和音のコードトーンの連結ですが、Dom7では表のコードのコードトーンを使っています!

 

下降→上行を繰り返してるだけです、こちらもコードの変わり目に近い音を選ぶことで

スムーズに音がつながっています!

 

G♭7の1弦9 Fについてはコードトーンではなく

Fmi7の1弦8Fにアプローチしています!

 

これについてはいくつか考え方がありますが、

今回は半音上のクロマティックアプローチ

と考えておきましょう!!

 

 


EX-3

 

メロディックストラクチャーを使っています!

使用しているメロディックストラクチャーはそれぞれ

 

Gmi7=B♭

G♭7=G♭

Fmi7=A♭

E7=E

になります!!

 

やはり接続と上行→下降を繰り返しています!

 


EX-4

 

アッパーストラクチャーペンタトニック全音下のmi7(♭5)

を使用しています!

 

Gmi7=Dmiペンタ

5度上のmiペンタを使用で9thが含まれます

 

G♭7=B♭mi7(♭5)

表のコードであるC7からみて全音下のmi7(♭5)を使用で♭7.♭9.3.♭13となりオルタードサウンドになります!

 

Fmi7=Fmiペンタ

今までのフレーズではポジションが下がっていきましたが、今回はポジションを上げていきたいので、

ここではあえてFmi7に対してFmiペンタを使っています!

 

E7=A♭mi7(♭5)

G♭7のときと同じ理由です!

 


いかかでしたか?

 

このようなコードにチェンジが忙しい場合はあらかじめフレーズを作っておくと良いでしょう!

思い浮かばないときは今までに知識を駆使してパズルをはめていくような作業をしてみると

 

今まで思い浮かばなかったフレーズが出来た!

ということはよくあります

 

気に入られた方は練習してみてください!