アプローチ2 ハサミこみ!!

以前、アプローチの方法2-5-1での使用例

という記事、動画をアップしましたが、今回は

 

アプローチ2

 

というこで、『ターゲット(トライアド)の音をハサミこむ』

というテクニックをご紹介したいと思います!

 

前回のアプローチとはまた違うテイストのフレーズが出来上がって、またボキャブラリーが広がりますね!

 

ハサミこみのルール!!

1.前回同様、1拍目頭もしくは3拍目頭にアプローチします!

これのおかげでコード感をしっかり感じられます!

 

2.アプローチの音は

下=ターゲット(トライアド)の半音下

上=ターゲット(トライアド)のスケール上1つ上の音

 

解説の前提として

key-CでCmaj7に対してのアプローチの解説になります!

rootへのアプローチ

EX-1

⭕️=ターゲットノート

Cmaj7のrootであるCに対してはさみ込んでいます!

1拍目にアプローチしているので、4拍目頭から弾きます!

 

ターゲットノートであるCに対して

半音下のB→スケール上1つ上の音であるD→ターゲットノートであるCという流れになっています!

 

2つ目のフレーズ(3.4小節)はその逆です!


EX-2

こちらもrootへのアプローチです!

 

先ほどと全く同じフレーズですが

3拍目にアプローチしているため、2拍目の頭から弾いています!

 

2つ目のフレーズ(2小節)はその逆です!


3rdへのアプローチ

EX-3

Cmaj7の3rdであるEに対してはさみ込んでいます!

1拍目にアプローチしているので、4拍目頭から弾きます!

 

ターゲットノートであるCに対して

半音下のD#→スケール上1つ上の音であるF→ターゲットノートであるEという流れになっています!

 

2つ目のフレーズ(3.4小節)はその逆です!

 

 


EX-4

こちらも3rdへのアプローチです!

 

先ほどと全く同じフレーズですが

3拍目にアプローチしているため、2拍目の頭から弾いています!

 

 

2つ目のフレーズ(2小節)はその逆です!

 


5thへのアプローチ

EX-5

Cmaj7の5thであるGに対してはさみ込んでいます!

1拍目にアプローチしているので、4拍目頭から弾きます!

 

ターゲットノートであるGに対して

半音下のF#→スケール上1つ上の音であるA→ターゲットノートであるGという流れになっています!

 

2つ目のフレーズ(3.4小節)はその逆です!


EX-6

こちらも5thへのアプローチです!

 

先ほどと全く同じフレーズですが

3拍目にアプローチしているため、2拍目の頭から弾いています!

 

 

2つ目のフレーズ(2小節)はその逆です!


〜まとめ〜

今回の『ハサミこみ』のルールは

 

1.トライアドにアプローチする

2.1拍目もしくは3拍目にアプローチする

3.下の音はターゲットノートから半音下

4.上の音はターゲットノートからスケール上1つ上の音

 

ということになります!

 

いかかでしたか?

今回の記事でハサミこみのメカニズムを理解して

次回2-5-1に当てはめたフレーズの解説をしますので、そちらで実践的なフレーズ構築を学びましょう!