当教室では、ジャズやフュージョンが弾けるようになりたいという方からよく問い合わせがあります
ほとんどの方がギター歴が長く、何十冊もの教則本やDVDを買ったり
他の教室でレッスンを受けてきた方です!
そんな方でもやはり満足いくような情報が得られず、自分の演奏に不満があるようです
そこで、今回は
『ジャズギターの独学が難しい理由』について考えてみました!

1.音楽理論の理解
ジャズは非常に理論的な側面が強い音楽ジャンルです
コード進行、スケール、モード、ジャズ独自の和音(例えば、セブンスコードやテンションコード)など、音楽理論をしっかり理解することが必要です
独学では、理論を効率的に学ぶための教材や指導が不足することが多く、体系的な知識を得るのが難しくなります
2.即興演奏の技術
ジャズは即興演奏が中心の音楽です
コード進行に合わせてその場でメロディーやソロを作り出す必要があり、これは非常に高度な技術を要します
独学だと、即興演奏の練習方法やアプローチを適切に理解することが難しく、上達が遅くなりがちです
3.複雑なコード進行
ジャズのコード進行は、ポップスやロックのようにシンプルではなく、複雑で多様です
例えば、コードの展開や転回形、代理コードの使い方などが多く、独学ではこれらを適切に解釈し、演奏に生かすのが難しいです
4.フレーズやビート感の習得
ジャズはリズムやフレーズの使い方にも独自の特徴があります
例えば、「スウィング感」など、独学でそのニュアンスを身につけるのは難しいです
音楽のグルーヴ感やタイミングをどう掴むかという部分は、実際にジャズをよく演奏している人に学ぶことで上達します
5.模倣とアドリブのバランス
ジャズギターでは、他のギタリストのフレーズやスタイルを学ぶことが重要ですが、模倣だけでは進歩が限られます
独学だと、どのように自分のアドリブを構築するかという点が不明瞭になりやすいです
6.フィードバックの不足
独学では、演奏を誰かに聴いてもらいフィードバックを受ける機会が少ないです
正しいアプローチができているかどうかを知るためには、指導者や仲間と一緒に演奏することが非常に有効ですが、独学ではそれが難しく、自己流になりがちです

いかがでしたか?
これらの要素はそれぞれがものすごく深く、突き詰めようとしたら終わることはありません
理論は使わないと身に付かず、忘れるので
今の演奏技術にあった学習をしなければいけません
バランスよく少しずつ学習していかなければ、自分の演奏への影響は期待できません
自分の今の状況を的確に把握してもらって、バランスの良い課題を与えてくれる
しかもそれを目の前でデモンストレートしてくれる先生がベストです!
独学でチャレンジしていて、もうどうして良いかわからない方はレッスンを受けてみると
やるべきことが明確になり、今までの悩みが一気に解消されるかもしれません
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